世界の終わり、あるいは始まり@歌野晶午
2005年 11月 06日
☆世界の終わり、あるいは始まり@歌野晶午☆
小学生ばかりを狙った連続誘拐殺人事件が勃発した。新興住宅地で家族と共に平和に暮らす富樫修は、小学校6年の息子の部屋で、事件にかかわるある物を目にしてしまう。その後、次々と見つかる息子犯人説への物証。「なぜ、我が子が」という戸惑いと、息子の将来だけでなく、自分も家族の未来も破滅するという恐怖。免れようのない悲壮な現実を目の前にしたとき、人はあらゆる知識と想像力を総動員して逃げ道を探す。自分を守るため、そして家族を守るために。
息子が犯人だと99%わかってるんだけど、認めたくないお父さん。現実と逃避の妄想が入り混じっていてえらい事になっていますよ。読んでるほうも混乱させられてしまいました。。。で、結局最後はどうなったのか!?消化不良のまま終わってしまいました。
勝手に採点→★★★★☆
by z-_-z
| 2005-11-06 22:16
| 本