星々の舟・村山由佳
2004年 12月 08日
☆星々の舟・村山由佳☆
戦前生まれの厳格な父、家政婦から後妻に入った母。
先妻の子も後妻の連れ子も、兄妹は分け隔てなく育てられた。そんな一家に突然、残酷な破錠が訪れて―――。
家族とは、そして、人生とはなにか。
性別、世代価値観の違う人間同士が夜空の星々のようにそれぞれ瞬き、輝きながら、それでも「家」というひとつ舟に乗って、時の海を渡っていく。
この本は、家族一人一人の視点から構成されている、短編みたいなものなのでとても読みやすかったです。中でも4人兄弟の内、兄と妹の禁断の愛!とういがあるんですが、二人ともせつなすぎてつらいです。幼い時の体験って、大人になってからも引きずるんですねぇ。。。
この本は2003年・第129回直木賞受賞作品です。
コスメもいいけど、たまには読書もいいかも
by z-_-z
| 2004-12-08 20:44
| 本