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オーデュポンの祈り@伊坂幸太郎

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☆オーデュポンの祈り@伊坂幸太郎☆
コンビニ強盗に失敗した伊藤は、警察に追われる途中で意識を失い、見知らぬ島で目を覚ます。仙台沖に浮かぶその島は150年もの間、外部との交流を持たない孤島だという。そこで人間たちに崇拝されているのは、言葉を話し、未来を予知するというカカシ「優午」だった。しかしある夜、何者かによって優午が「殺害」される。なぜカカシは、自分の死を予測できなかったのか。「オーデュボンの話を聞きなさい」という優午からの最後のメッセージを手掛かりに、伊藤は、その死の真相に迫っていく。

嘘つきの画家、体重300キロのウサギさん、島の規律として殺人を繰り返す男「桜」。不可思議な登場人物たちの住む島は、不条理に満ちた異様な世界だ。一方、そんな虚構に比するように、現実世界のまがまがしい存在感を放つのが、伊藤の行方を執拗に追う警察官、城山である。本書が、荒唐無稽な絵空事に陥らないのは、こうした虚構と現実とが絶妙なバランスを保持し、せめぎあっているからだ。本格ミステリーの仕掛けもふんだんに盛り込みながら、時に、善悪とは何かという命題をも忍ばせる著者の実力は、ミステリーの果てしない可能性を押し開くものである。

伊坂幸太郎のデビュー作です。作者自身が元SE。よって主人公もSE。舞台も作者が東北大学卒、現在仙台在住とあって、これまた仙台。これはミステリーというより、ファンタジーと言ってもいいんじゃないかな。個性あるキャラクター達と自然でのどかな風景が目に浮かんできます。「桜」がかっこいいです♪重力ピエロとリンクしているキャラクターもいるらしいので、もう一度どちらも読み直さなくては!

2000年第5回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作

勝手に採点→★★★★☆

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by z-_-z | 2005-01-24 20:37 |